Simple Seamless Sustainable

服を管理する

家やカバンの中で、一番嵩張るものと言えば、「衣類」です。

家のクローゼットを圧迫し、旅行カバンの中でも一番場所をとってくるクセモノです。

衣類を減らすことは、家の中をシンプルにするためには、効果大!

優先順位高めだと思います。

そこで、服の管理について、考えていきたいと思います。

管理するためには、まず、把握できるくらいまでは減らしませんか?ということで、

服をミニマルにする方法を説明していきます。

服を着るシーンを考える

服を減らす際に、お気に入り以外の服を全部手放すことができるのは、高度なミニマル思考の持ち主だと思います。

シゲラ自身もこのレベルまで一旦いったのですが、結局そこから服が増えていきました。

なぜ、増えたのかを考えたとき、ミニマリストとしての自分に、新たにアウトドアの趣味ができたからです。

アウトドア、特に高い山へ行こうとすると、普通の服で対応できないことがあります。

汗冷えや雨風から身を守るための体温調節機能や防水機能が大切になります。

なので、おのずと服が増えていくことになりました。

そこで、衣類の増殖を防ぐべく考えたのが、

「自分はどんなシーンでどんな服を着ているのか」です。

例えば、一般的なシーンを想定してリストにしてみます。

  1. 街の普段着(カジュアルな気分)
  2. 街の普段着(ちょっとドレッシーな気分)
  3. 冠婚葬祭時の服
  4. ビジネス用の服
  5. 旅行へ行くときの服(ドレスや水着など)
  6. アウトドアする時の服(レインウェアや登山靴など)
  7. 家用の服

ご自分の一年を振り返って、どんなシーンがあって、どんな服を着てたかな〜というのを思い出してみてください。

おそらく、細かくシーンを分けていくと「街の普段着」がたくさんリストに出てくることでしょう。

  1. 春はフェミニンな感じの街の普段着
  2. 梅雨のムシムシに対応した軽やかなデザインの街の普段着
  3. 夏の原色強めの街の普段着
  4. 秋はモードな感じの街の普段着
  5. 秋はクラシカルデザインの街の普段着
  6. 冬は白が似合う感じの街の普段着

街に普段住んでいるなら、このカテゴリーが詳細になると思います。

シーン別に分類できたら、まずは、このリストを削る作業を考えていきましょう。

例えば、”秋はモードな感じの街の普段着”を手放したなら、このカテゴリに当てはまる服は手放すことができます。

代わりに、秋はクラシカルデザインの街の普段着に一本化するという流れです。

こんな感じで、街の普段着をシーンで分けて、カテゴリを減らすことで、服をごっそり手放すことが可能です。

その他、おすすめとしては、家用の服を無くしてしまう、もありかと思います。

シーンごとに分けてから厳選

シーンごとのカテゴリを削減したら、次に、カテゴリ内のアイテムを減らすことを考えていきます。

アイテムの減らし方として、同じ機能のアイテムのダブりは削れないかという目線です。

設定したカテゴリの中で、靴下が5足くらいあったら、この靴下は3足まで減らせないか、

もしくは違うカテゴリのものと共通でいいんじゃないか、

といった感じで、削れるものを探していきます。

アイテムの分類は次のように、リスト化しています。

  • トップス(アウター)
  • トップス(ミドル)
  • トップス(インナー)
  • ボトムス(アウター)
  • ボトムス(ミドル)
  • ボトムス(インナー)
  • フット(シューズ)
  • フット(ソックス)
  • アクセサリー

もう少し詳細な分類方法も行なっていますが、今回はこんなカテゴリとします。

このアイテムカテゴリの中で、ダブりが多いな〜となるものを減らしていきます。

シームレス化の導入

さて、ここまででもいくらか服が削減できるかと思いますが、もうちょっと減らせます。

それは、違うシーンのカテゴリと共有することです。

普段着と旅行用の服を一緒にできないか

アウトドア用服を普段着で着れないか

といった感じで、シーン別に分けていた服を、シーンを横断して統合します。

最近だと、アウトドア用の服が都市寄りに、また、普段着が機能的になったりして、

アウトドアと普段着の垣根が低くなっています。

ここを統合するのは一考です。

そのほかシゲラは、ビジネス用のスーツをできるだけ、普段着寄りに近い生地のものに寄せて、ビジネス兼普段着に取り組んでいます。

例えば、WWS(WORK WEAR SUIT)のジャケット

作業着素材で作られたジャケットで、撥水機能、ストレッチ機能があり、シワになりにくいので、そのまま普段着からビジネス、アウトドアアクティビティまでカバーすることができます。

こうして、シーンを横断していく服を増やすことで、ダブりを減らしていきます。

サスティナビリティ目線も

サスティナビリティについては、環境負荷を減らすという意味で考えることも大事ですが、

服の管理として考えた場合、服が減ると自ずと使用頻度が上がることになります。

すると、服の劣化が早くなるという問題が起こります。

なので、服をすぐに劣化しないよう工夫が必要になります。

気にすべきは「服の色」、「服の素材」、「洗濯方法」になります。

服の色・素材について、基本的にはストレッチ性のない生地やニットではない生地が型崩れしにくいです。

もちろんストレッチ性のある化繊繊維でも型崩れしにくいものもあります。

そういう素材をチョイスしておくと劣化が遅くなります。

また、色については、色褪せにくいモノがいいと思いますが、使っていかないと分からないかも。。

そして、季節やロケーションに汎用的に使えるようなモノトーンやアースカラー系を選んでおくのが良いかと思います。

色については、着にくさを排除するという目線になるかと思います。

最後に、洗濯方法。

服の劣化を防ぐ意味でも、洗濯の際の温度をちょっと下げておく。

また、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れるといった一手間を加えてあげてください。・

まとめ

以上、今回は服の管理をして、衣類を減らす考えについてお伝えしました。

1着るシーンで服を分け、シーンを削減する→2シーンの中の服を減らす→3シーンを横断して服をシェアする→4そうして厳選した衣類は劣化しない工夫をする。

この流れで衣類を削減、管理しています。

きっと面倒な作業ではあるので、一気にやることではないと思いますが、

毎日、一着の服を取り上げて、使うシーン・他とのダブり・別の使い方はないか・劣化してないか

を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

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