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ミニマリズムの手段6:型にはまる

ミニマリズムの手段「型にはまる」について、お話ししていきます。

一見、ミニマリズムと関係ないようなテーマですが、

シゲラの考えるミニマリストの定義から考えると、型にはまることで物事が洗練されていき、リソースが省エネ化することができます。

今回は、シゲラの型にはまっていることについて、お話します。

モノ・コトの選択肢を減らす

シゲラのいうミニマリズムとは

「物理的制限を最小化し、精神的充足を最大化させる思考」

便利なモノ・サービスに溢れている世の中で、必要なモノややるコトを限定して、自分にとって豊かになるようなモノ、やりたいコトに全集中させるというのが、シゲラのミニマリズムの目的です。

もちろん、やりたいコトしかやらないとなると、日頃の生活で支障が出てしまいますよね。

洗い物も溜まるし、家の中も散らかります。

そこで、やりたいコトに集中するために、雑務には頭を使わないという風に考えます。

頭を使わないで作業する方法は簡単で、

選択肢をなくすという事です。

例えば、歯磨きしよ〜と思って洗面台に行く場合、

2つのハミガキ剤を置いてたとします。

昨日は、ミントの気分だから〜こっち。今日は、どっちの気分かな〜?

という風に選択肢があると、いちいち時間がかかり、手が止まってしまいます。

時間のみならず、選択肢のぶんモノが増えますし、頭を使わないといけなくなります。

そこで、型を用意することで、選択肢をなくし、一本のみちを歩くように、体が自動的に作業するのを促していきます。

その中で、ミニマリスト的ライフハックをいくつか挙げてみます。

置く場所を決める

家をいつもキレイに保ちたいと思ったら、モノの置き場所を固定することでラクにできます。

リモコンはいつもテレビ台の横に置くみたいものって、どなたでもそういうルールがあったりしますよね。

あれをいろんなモノに当てはめるわけです。

MUJIでお馴染みの株式会社良品計画では、モノを置くところが決まっていて、工具はココという風に置き場所にイラストが描いてあって、誰でも置く場所がわかるようになっているそうです。

これをすることで、出してきたものを片付ける時の面倒さを減らすことができます。

続けていくと、きっとそこに置いてないと気持ち悪くなってくるでしょう!

見たら捨てる

これは、日々、送られてくる手紙や書類関係といった紙ベースのモノの話になります。

大事なのは、紙に書かれた内容であって、紙そのものではないということで、読んだら捨てることにしています。

内容によっては、後でリマインドしたいようなこともある場合がありますので、その時は写真かスキャンしてから捨てることにしています。

そうすることで、家の中に溜まりがちな紙を減らすことができます。

そのほか、家電のパンフレットやマンションの理事会資料、給与明細、公的通知書といった紙類もpdfにしています。

爪切りは、コンパクトなものがあり、性能も申し分ないので、これ一本にしました。

次に、防災用品についてです。

最近では、防災用品を普段からおうちに常備されている方も多いのではないでしょうか。

この中にも普段使いできるものがあったりします。

例えば、マスク、手袋、ライト、充電器、マジックペン、カイロなどなど。

携帯性のあるものも意外とありますので、普段のバッグに入れておいても良いと思います。

ワンイン ・ワンアウト

ワンイン ・ワンアウトとは、1個入手したら1個手放す。

という、家のモノの数を一定にする作戦のことです。

例えば、新しい服をひとつ買ったら、古い服をひとつ手放す。

新しい時計を買ったら、古いのはメルカリへ、といった感じです。

一見、簡単なようで難しいのがこのワンイン ・ワンアウトです。

なぜなら、自分の気に入っているものは、なかなか捨てられないからです。

基本的には、服なら服、調理器具なら調理器具といったように同じジャンルのモノを捨てると思うのですが、

好きなのものだと、「この白シャツは街で春に使う。でもこの白シャツは夏だけ使う。だから、ふたつあるべき。」

と考えて、モノが増えてきます。

なので、モノを減らすポイントは、「機能を捨てる」の目線で考えることになります。

上の例でいくと、「夏だけに使いたい服」自体の必要性を考えるということです。

そういう機能的なカテゴリ自体の取捨選択を行うことで、モノの必要性を洗練させていきます。

もちろん、その結果、必要!となれば、その夏の白シャツは持っておけば良いわけで、

後は、そのカテゴリの服が古なったら、新しく買うのワンインワンアウトをしていきます。

ルーティン

Youtubeをみるとよく見かけるようなモーニングルーティン/ナイトルーティンのようなイメージです。

自分が習慣的にやっているルーティンがあるかと思いますが、これを意図的に洗練させていきます。

例えば、お風呂で体を洗う方法にルーティンを作っています。

お風呂で体を洗う方法にルーティンを作っています。

1.頭からシャワーを浴びて、お湯で最大限の油を落とす

2.石鹸で汚れの落ちにくい部位をタオルで重点的に洗う

3.頭から順に下へタオルドライ

4.保湿した後、ドライヤーで髪を乾かす

大したルーティンでもないですが 笑、

このようにルールを決めておいて体に教え込んでおくことで、自動的にお風呂に入ることができます。

ルーティン化して自動化した作業を作ることで、その作業に対する心理的な障壁も無くなりますし、

どれもおんなじ格好してたら逆におもろいなと、思うようになってきました。

その作業で必要なモノが洗練させていくことができます。

めんどくさっと思った瞬間に動く

型にはまる、というテーマでミニマルになる方法を書いてみました。

これらを全ての方法にすべてに大事なのは、これらを実行することだと思います。

どんな習慣でもそうだと思うのですが、初めは、新しい習慣を取り入れた時はめんどくさいし、時間がかかったりします。

そんな時、自分によく言うのは

「めんどくさって思った瞬間に体を動かす」

とりあえず、どんどん動いてしまったら、途中でやめる方がだんだん損した気分になってくるので、

「めんどくさっ!」をアクションのトリガーにしてしまいましょう!

読んでいただき、ありがとうございました。

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