ミニマリズムの手段「外部委託」について、お話していきます。
ミニマリストの流行は、インタネットサービスの発展と完全に相関していると言ってもいいと思います。
なぜなら、誰でも生活をミニマルにできるようになってきたのは、
インターネットが発展して生まれた「クラウドサービス」と「委託サービス」のおかげだと思うからです。
クラウドサービスによる恩恵はミニマリストの手段1「データ化」の方でお話しています。
今回は、ミニマルライフのもう一つの要「外部委託」について、考えていこうと思います。
外部委託というと、ビジネスでの経理業務委託や、製造委託などが頭に浮かぶのですが、この10年ほどで家庭内のモノ・コトの委託も増えたように思います。
例えば、ウーバーイーツ。
新型感染症の影響で、一気に普及したUber Eatsですが、これは家庭での調理作業の外部委託化と考えられます。
その他
Amazon Kindle = 本棚の外部委託
近くにあるコンビニやスーパー = 冷蔵庫の外部委託
定期購買できるウォーターサーバー = 水の外部委託
ファッションのサブスクリプションやメルカリで売買 = タンスの外部委託
レンタル倉庫 = 家の物置を外部委託
お金のことを考えなければ、家電製品や家事のサブスクリプションもあり、便利なものがたくさん提供されるようになりました。
こういったサービスを利用することによって、家の中のモノやコトを無くしていくことができるようになりました。
最近は、インターネットのチャットやビデオ通話を通じて、たくさんの人と繋がれるようになりました。
このことで、今まで直接、行かなければ出来なかったことが、リモートで繋がって、出来るようになりました。
リモート飲み会みたいな友達とのコミュニケーション然り
仕事もリモートで完了できることも増えてきました。
また、知らない人に仕事の一部を委託するサービスも出てきました。
こういったネット上で完結することが増えたことで、家を出なくてもよくなり、より一層、ムダを省くことができますね。
こうしてムダをどんどん省いていくことで生活をミニマルにすることが可能となった反面、気をつけておかないといけないこともあります。
それは、全ては「平時」だから可能なこと。
近年、災害時や携帯電話キャリアの大規模電波障害といったたまに起こるけど、起こるとすごく困ることが発生するリスクがあります。
このような環境下になった場合、これまで外部委託していた事柄について、ストップしてしまいます。
例えば、UBER Eatsが食料源となっていた場合
地震で交通網がストップしてしまうとこなくなるでしょう。
それ以前に、ネットが止まっていて、オーダーすらできないかもしれません。
そんな非常事態に備えて、考えておくこととして2つの方法を考えています。
一つめは、全ての外部委託していることについて、バックアップを取ること。
普段は、食べ物をモバイルオーダーして頼んだりしていても、いざという時に備えて、いくつか食糧を保管しておくということです。
そうすれば、万が一、モバイルオーダーができなくても、食べ物に困ることはありません。
食べ物は腐りにくいモノ、保存が効くモノにしておくと災害時により対応できますね。
もう一つは、内製化することです。
外部委託をメインとするのではなく、自前で揃えておいて、一部を外部委託に頼ろうという考え方です。
シゲラはここを目指したいと思っています。
例えば、食べ物については、
自炊するであったり、
作物を家庭菜園で育てたり、
保存食を作ったり。
街に住む人間にできることは、そんなに大きくないのですが、
こういうことをすることのメリットとして、自分の体を内製化したレベルに合わせておくということです。
やはり、毎日いいものを食べていると基準が高くなってしまい、粗食を食べるのが嫌になってしまったりしてしまいます。
常に快適である必要がないのであれば、敢えてちょっとクオリティを下げた生活をしておくというのも大切じゃないかなと思います。
そうすることで、内製化したとしても、ミニマルな生活を送ることができると考えています。
読んでいただいてありがとうございました。